NAGISA COSMETIC

NAGISA COSMETIC

  • アーティスト: NAGISA COSMETIC,yasutaka nakata
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/07/21
  • メディア: CD
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2004年7月リリース。model好きのystkが自身のcontemodeレーベルの陣容を拡大するために手当たり次第にリリースしたアーチストの一人。本名・市川渚。強烈な脱力系ボーカルに衝撃を受けること請け合いw


ラウンジポップ全盛期のcapsule/contemodeなだけに、期待にたがわぬ「服飾系POPS」が展開されるがその少ない収録曲の中に、続く2005-2008への萌芽を感じさせるトラックが仕込んであるのがミソ。ystkは「自分は発表するからには事前の実験は済ませてあり、自分の作品に実験的トラックと言うものはない」と常々公言しているわけだが、習作と言う意味での実験性を感じるトラックが多く収録されているいて2009年の今こそ興味を引かれるアルバムではないかと思う。

M1...短いイントロダクション。表面的なラウンジ色ではなくvo.の処理にエレクトロ的手法を導入しているのが目を引く。

M2...注文通りのラウンジPOP。capsuleのNAGISA版といった感じ。この時期のcapsuleサウンドにピタリ寄り添っており、アルバムの中では保守性が光る。

M3...「LOVE LOVE MODE」(1996)のパクリw あまりに脱力したvo.に脳がくらくらするw 後にカニモテルコでも同じ手法を採用。元も含めてここいらはゲル結界系vo.サンプリングハウスと名づけよう(違

M4...当時の「シャッフル大好き」ystkの嗜好がそのまま表れたリズムが印象的なエレクロ曲。装飾はともかくど真ん中capsuleだと思うトラック。

M5...当時としてはかなり攻めているエレクトロハウストラック。2004年と言うと「S.F. sound furniture」の発表された年であり、Perfumeで組んでいた中脇DがL.D.K.でcapsuleのエレクトロ化に着手する1年前にあたる。L.D.K,におけるエレクトロとラウンジの配分はまだラウンジに分があるくらいなので、その意味では飛びぬけて早い段階でエレクトロハウス指向を鮮明にしたトラック。完成度も高く、後のcapsleのエレクトロ化の指標となった感もあるターニングポイント的一曲。

M6...M5と比べて飛びぬけて前時代的に響く「当時最先端」だった「レトロ路線caosule」の権化みたいな曲。童謡歌手みたいなvo.がまたコレが異様w

M7...入った瞬間に脳を破壊されるゲル結界系トラックw とにかく聴いてください。ヘソからお茶噴くぞ!w

vo.があまりの規格ハズレで凄いので、聞いた印象が全部そっちに持ってかれそうになる作品ながら、プレ「L,D.K.」として1年早く立ち上がったエレクトロcapsuleのテスト版として聴くと楽しい1枚。高くもないのでお茶請けにいかがかな?